Emishi’s blog

ゲーム音楽中心ブログです。

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藝大ゲームサウンドアンサンブルれぽ総合 #藝大GSE

〈この記事は、2016年9月3日に行われた「藝大ゲームサウンドアンサンブル」に行った筆者のルポ記事になります〉

f:id:Emishi:20160903142146j:plain*1

書いていたら膨大な量になったので、ここから各記事に飛べるようにしたいと思います。

 

 

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*1:GSE公式ロゴ

Winter's End ~『いけにえと雪のセツナ』ピアノリサイタル~開催決定!

本ブログでも紹介させていただいた

 

emishi.hatenablog.com

 

「いけにえと雪のセツナ」のピアノリサイタルの公演が10月4日に行われます!

本当にうれしい。嬉しくて嬉しくて堪りませんね!

チケット締切まで一ヶ月を切ったのでついに記事にしてしまいました!

 

そして、今回のコンサートではどんな楽曲が披露されるのでしょう。

公式サイトによるとその内容は

「Winter's End - 『いけにえと雪のセツナ』Original Soundtrack Collection」より

となっております。

 

このサウンドトラックは、10月5日発売のサウンドトラックになります。

現時点では、iTunesでのみ取り扱いされています。

The Warmth of Hope

The Warmth of Hope

  • 三好智己
  • サウンドトラック
  • ¥200

 

相変わらず良い曲だ…

 

●パッケージ版仕様
・音楽CD 2枚組(合計約90分収録)
・特別付録データDVD
(収録内容「演奏用楽譜データ(PDFデータ)」「ハイレゾ版音源」)
ダウンロード版仕様(取扱プラットフォーム iTunes、他)
・音楽データ

となっており、演奏用のデータが入っています。

「演奏用楽譜データ」を同梱しました。“演奏してみた動画”やピアノ演奏会で『セツナ』の音楽を、大勢の方々に演奏していただけることを願っています。

との三好さんの言葉通り、世界にセツナの曲が響いていきますように!

 

 

 

と、それで、このサウンドトラックを記念してのコンサートになるわけですね!

さらに

当日は登壇ゲストとして橋本厚志氏(Tokyo RPG Factory『いけにえと雪のセツナ』ディレクター)、熊谷宇祐氏(Tokyo RPG Factory『いけにえと雪のセツナ』海外版・PC版ディレクター)、稲葉洋敬氏(シナリオライター 株式会社Switch・エンタテインメント)をお迎えし、音楽とトークをお届けします。

とありますので、音楽を作った三好智己さん、セツナの世界を作った熊谷さん、切なくて暖かいシナリオを書いた稲葉さんに実際にお会いすることができます!

 

セツナの世界を我々に見せてくれた方々の声を、思いを赤裸々に語っていただきたいですね。

 

 

すごく楽しみですね。

当日はいろんなセツナ好きと出会えるといいな。

 

 

 

おまけ

 セツナのグラフィックを担当した、株式会社logicalbeat様の「いけにえとセツナ」グラフィック解説がアップロードされています。

 どのようにあの美しい風景が表現されているのか、少し難しい話になるかもしれませんが一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

「いけにえと雪のセツナ」グラフィック解説(第1回・フロー編) | 株式会社ロジカルビート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いけにえと雪のセツナBGMレビュー [Disc2]12曲目~ラストまで

12.Towards the distant horizon

 世界の広さと、寒さを再確認する曲。一気に高いところから世界を見下ろせた。まるで神になったかのように。それはとても気持ちの良いことだ。けれど、それでも世界はどこか暗く、重く思える。なぜだろう。もっと上に、登らないといけないのか。

 

13.Regal ruins

 どこに今自分がいるのかわからない。ここが何時なのかわからない。そんな曲。凍りついて、周りが止まっている。なので自分も止まっていなくちゃいけない気がする。それじゃだめなのかもしれない。けれど、動くのも怖い。

 

14.Dance of death 

 目の前に死が迫った時、人間はそれを乗り越えようとする。そんな曲。死は生物的なものだけではない。歩みを止めた時、その瞬間から生ではない。そんなことを言う人もいる。

 

15.winter's End 

 雪解け水が、ゆっくりと滴るような曲。あまりにもゆっくりすぎて、再び凍りついてしまいそうだ。心も、そうなのかも。

 

16.Final push

 不安定な足音。不安定な心音。怖い。怖い。けれど、よく聞けばいつもの自分。迷いは、消える。信じて。

 

17.Out of time

 全ての思いが奔流する。過去の全てが現在に溢れ出す。溢れた思いはもう戻らない。受け止めるしかない。苦しいかもしれない。けど諦めちゃいけない。受け流しちゃいけない。打ち勝ちなさい!

 

18.The lone reapar

 ここから先は、誰も知らない。時は流れる、戻れない。けれどもう大丈夫なはず、乗り越えてきたのだから。失敗を、悔しさを。

 

19.Distant islands

 変わってしまった場所、未だ変わらぬ場所。そのすべてが同じ時を歩んでいる不思議。

 

20.Thug life!

 世界には変わり者がいる。周りから見ても、世界から見ても、その歪みは歓迎されてはいないのだろう。けれど、それが新しいってことだよね。そう思う曲。

 

21.The clous above

  もっと高い所へ来た。もっと遠くが見える。まだまだ世界は広がっている。そうだ、もっと遠くへ、もっと高くへ。みんなと。

 

22.Walking through the maza of time

 旅をした記録は、生きた記録は様々なところで語られる。それは旅をしたことのないものにとってキラキラと輝く宝物。けれど実体は見えない。見に行こうか、一緒に。

 

23.hidden danger

 過去の失敗は、怖い。痛みを知っているから。ジンジンと痛む傷が、思いが、苦しい。苦しい。受け止め切れるか、今の自分に・・・

 

24.To the warmth of the sun

 世界は輝いている。こうして生きていて、前に進んでいて・・・けれど何か、足りないんだ。なんでかな… 少しだけ、寂しくて、涙が出る。

 

25.Inside the beast

 怖さを、鼓動をすべて自分のものにした。これで歩いていける。そう思って歩いている自分の顔は、本当に冷酷だった。

 

26.Unstoppable force

 戦う相手の正体がわからない。自分は何に銃口を向けているのかわからない。けれど、聞こえたんだ。悲しむ誰かの声が。それを隠す咆哮が、今戦っているモノなんだ。

 

27.End's Journey

 終わりにする為に。乗り越える為に、過去へ。未来へ。

 

28.Immovable object

 未来が少し見えた気がする。そこに手を伸ばすだけなら、恐怖はない。一歩前へ、もう一度、一歩前へ。

 

29.Farewell

 自分が弾けていく。みんなから離れていく。それぞれが一つ一つの星になって、どこかを照らしている。それに気づいた時、嬉しさを感じるか、切なさを感じるかはそれぞれ違うんだろう。その気持ちがその星の輝きの色なんだ。

 

30.Memories

 全ての始まりと一口に言う。けれど責任が全てそこにあるわけじゃない。すべてが繋がっているんだ。どんなに離れていても。それが世界を作っているんだ。糸で編まれた繭のように。

 

31.Winter journey's tale

 物語は終わった。その物語がもたらした感情が、世界に降り注ぐ。しんしんと、ゆっくりと、大きさを変えながら。それは涙かもしれないし、拍手かもしれないし、手の震えかもしれないし、わからない。けれど確かに存在しているはずだ。それを感じること。それが大事なことなんじゃないかな。

 

32.Staff roll 

 ありがとう また よろしくね

 

33.Winter dreams

 本を読み終えた。ふと外を見ると、子供たちが何かを見つけたようだ。

それはなにかの木の実のようだ。それを庭に埋めようとしている。

どんな木が生えてくるんだろう。その時まで私はここに居られるだろうか。

少しだけ、未来が楽しみになった。

 

34.Dreamer's conclave

 なにを書いたらいいのかわからない。自分はここにいるから。そう書けばいいのかもしれない。だって、ここはすべての世界の境界線だから。

 

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あとがき

 

 すごく長い間が空いてしまいまして申し訳ございません。

とりあえずは、ここでレビューは終了です。

 間が空いた理由には様々ありますが、一番は聞くたびに感想や思いが変わるから、ということがあります。

 いざ書こうにも、何かほかにも思っていたことがあるはずだ。あの時はどうして涙が出たんだ…と。

 

 そんなこだわりというか、葛藤をなんとか乗り越えて、文字に起こしたのが今回で、それでも気持ちの3割程度しかかけていません。

 音楽って、一秒、一音で情景が変わるので、文章に起こしているうちにどんどん感情も変わってしまって本当に文章にするのが難しいんです。

 それを全部書き上げる力は今の自分にはありませんでした。悔しい限りです。

 

 なので、少しポエムのようになってしまっています。

これじゃ「BGMポエム」ですね(苦笑)

 

 けれど、聞いて頂ければ少しだけかもしれませんが共感していただけると思います。

 ぜひ、聞いてみてください。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

(瀬見川笑子)